株式会社和島商業都市研究所 代表取締役 佐藤凉一

21世紀を迎え、日本を取り巻く国際環境、経済環境などが、従来に比べより一層世界の動きとの連動性を高め、著しく変化しつつあります。これに呼応して、日本自体の抱える様々な政治、教育、文化、経済、自治などの構造も大きく変化しています。 これからの構造変化は、徐々にそのスピードを増すとともに、そのうねりも大きくなりつつあります。 その結果、チャンスとリスクが隣り合わせの状況となっています。

従いまして、企業はこれらの構造変化と、その方向性を見据えて、舵取りしていく必要が高まりつつあります。チャンスをつかめば勝ち組になりますし、舵取りを一歩誤れば、負け組みの枠組みに飲み込まれ、その結果としてM&Aや企業再編、企業淘汰の運命が待ち受けています。

また、地方自治体も舵取りしだいで、財政破綻や緊縮財政となり、住民に大きな負担を強いる結果となってしまいます。 また、環境、安全、快適性などの行政ニーズへの対応も大きな課題となっています。 さらに、合併市町村にとりましては、組織リストラ、資産リストラをこれから本格化させる必要がありますし、一方で、将来のまちの活性化の布石も併せて行う必要があります。

株式会社和島商業都市研究所は、昭和60 年の創業以来、商業、再開発、地域計画などのフィールドで、時代の変化およびニーズに対応した調査、コンサルティングを行ってまいりました。クライアントも企業、自治体、公社・公団等多岐にわたります。

今後も、構造変化や方向性を見据えて、従前以上に的確な調査、コンサルティングを行っていくとともに、問題解決機能(ソリューション機能)を活かしてクライアントニーズにより一層お応えしていく所存です。 また、新たな事業展開として、関連業界のサプライチェーン・マネジメントを推進し、その本部機能を果たすことにより、関連業界の効率化、競争力強化に役立つことなどを志向してまいります。